福井コンピュータグループの目指す将来像

目指すべき成長のイメージ

これまで当社グループがCAD事業の経営基盤を築いてきた期間を第一創業期と考え、今後の長期的な安定成長、また新たな成長分野の確立に取り組む期間を第二創業期とし、新中期経営計画はその第一期目と致します。
当社グループの売上・収益のうち相応の割合を占めている建設CAD事業をコア事業とし、営業基盤を活かしながら継続取引社数を増加させ、成長に繋げて参ります。
建設CAD以外の事業については、変わりゆく環境の変化をタイムリーにとらえ、新たな成長分野を確立し、次の成長エンジンの事業へと変えて参ります。

新中期経営計画の基本方針と重点施策

新たに策定致しました中期経営計画では「夢を最初にデザインします」のスローガンの下、今後の10年間での当社が目指すべき姿を描ながら、2019年度から2021年度の計画を第一期中期経営計画(以下、新中期経営計画)とし、経営基盤の安定と着実な成長を企図して新中期経営計画を策定致しました。

新中期経営計画定量計画サマリー

当社グループの全事業において年次で着実に増収させ、最終年度での売上126億円を目指します。
各事業の売上計画に応じ、ブランド毎に投下する開発費・営業費を是正させ、売上に見合った経営資源を投下し、全事業単位での収益極大化を目指します。最終年度では営業利益45億円超、当期利益率は23%超を目指します。

重点施策【1】
コア事業の継続的な成長と新たな成長分野の確立

重点施策【2】
事業ポートフォリオの見直しとバリューチェーンの再構築による収益基盤の強化

生産性の向上の観点から、事業構造における課題を顕在化させるため、管理会計上の事業を従来の2事業から7事業に再編成致します。併せて各事業のバリューチェーンを見直し、各事業における売上の極大化、経費の極小化を目指し着実な収益拡大に繋げて参ります。

重点施策【3】
ガバナンス・人材機能の強化

重点施策(1)(2)の着実な推進を支え、企業価値向上を後押しする経営基盤(ガバナンス・人材機能)を強化して参ります。

新中期経営計画の定量目標

コーポレートサスティナビリティ実現のために~関係する人から喜ばれる会社としての取組み~

当社グループは、ステークホルダーの皆様との関わりを通じ、好循環型のコーポレートサスティナビリティの実現に取り組んで参ります。

株主還元方針

利益配分につきましては、「株主の皆様への利益還元姿勢を重視し、安定的かつ継続的な配当を実施する」ことを基本方針としております。

なお、内部留保資金につきましては、開発及び販売体制強化に向けての資金需要に備えるとともに、人材投資や研究開発投資等といった経営体質の強化、並びに今後の事業の拡大に積極的な活用をして参りたいと考えております。