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17統合報告書2024トップメッセージこういった課題を解決し中期経営計画を実現するため、組織再編を行います。まず、今まで業務が広範であったホールディングスの経営管理本部の業務を、経営企画系の組織と、管理系の組織に分けることにより、それぞれの機能と専門性の向上を目指します。また権限を分散させることによる牽制効果や相乗効果も狙っています。特に昨今では、こういった統合報告書の作成も含め、気候変動に関する取組みや対外的な広報活動もより求められています。そういった変化に対応できるような機能を高め、ガバナンスも同時に上げていきます。経営企画の中にはグループ全体の戦略を立てる部署を設け、中期経営計画で打ち出した取組みの旗振り役を担います。事業会社と連携・協力するような体制にするために、経営企画の中にはカウンターパートとして、各事業会社から主要メンバーを集めています。そのメンバーにはタフアサインメントを与えており、方向性をそろえながら中期経営計画の実現に向けて動いていきます。まだ始めたばかりではありますが、まずは第一弾として踏み出せたのは良かったと感じているところです。中計実現のための人的資本への投資当社グループのコストの7割は人件費です。当社グループが成長する上で、人的資本への取組みはもっとも重要な要素の1つです。2025年3月期よりサクセッションプランを始動しました。会社のやりたいことを遂行できる人材を育てること、次なる人材をしっかりプーリングを行いながら、ミッションを与えて推進力のある人材を選んでいくことを目的としています。現状は経営幹部候補のサクセッションプランのみですが、今後はその下のレイヤー、さらにその下のレイヤーへと、制度を整えていきます。また今後、データドリブン経営を進めていく上で、より人ごとの成果が見えやすくなり、ロジカルに数字で考えられる人材が見えやすくなると考えています。さらに、足りないスキルやレベルがより明確になるので、社員にとっては自分の目指すべき方向性が明確になり、エンゲージメントの向上にもつながると考えています。持続的成長と資本政策を通じて企業価値向上に取組む2028年3月期の定量目標として、売上175億円、営業利益80億円を定めました。中期経営計画ではその成長イメージとして、コアビジネスの成長、新たなビジネスモデル、共通データ環境の3つの取組みをお示ししました。コアビジネスの既存領域ではまだ漸進的な成長が出来るとは考えていますが、今後の成長カーブを描くところまでは難しく、これ1本に頼るのはリスクであると認識しています。そこに上積みするのが新たなビジネスモデルであるFC Apps Directと共通データ環境だと捉えています。サブスクによる定期的な収入により、成長曲線としてドライブがかかります。この成長カーブが描けるかどうかが今後の3年間の定量目標の達成にかかっていますので、様々な要因を配慮しながら進めていきます。また、ROEについては、投資家の皆様にとって最もわかりやすい指標ですので、こちらも重視しています。