概要

統合報告書2023 福井コンピュータグループ INNOVATION for ALL 建設業の思いを創る

統合報告書2023新領域ビジネス弊社では建築物の老朽化や高齢化・技術者不足といった建設業界における長期的課題に対応すべく、新たな領域への進出や、技術面における研究開発にも積極的に取組んでいます。また、パートナーシップを結んでいる企業・団体とのシナジーを生かした事業も推進しています。? R & Dへの取組み事業拡大を先導するためのR&D投資として、利益水準の5%程度を許容しております。令和3年度よりR&Dを担う独立したセクションを新設し、継続的な研究開発に適した体制を構築しています。中期的にはグループ会社の事業に貢献、長期的にはグループ会社の価値・評価に貢献することを方針とし、研究開発を行っています。?産学連携への取組み:東北大学との共同研究開発令和3年4月から、東北大学大学院工学研究科インフラ・マネジメント研究センターとともに、地方自治体向けの新しいインフラメンテナンスサイクルの構築を目的として「インフラ情報マネジメントプログラム共同研究部門」を東北大学大学院工学研究科に開設し、取組みを進めています。この取組みでは、インフラの維持管理業務の点検・診断・設計・施工・記録等のサイクルを一元化したシステムの構築を行っています。また、自社で培った3次元化技術やAI技術の導入も視野に入れ、地方自治体が抱える課題を先端技術でカバーし、業務の効率化・?度化によりコスト削減を目指しています。さらに、構築したシステムをインフラ・マネジメント研究センターと共同研究を行っている自治体に導入展開し、技術の社会実装にも取組んでいます。東北大学インフラ・マネジメント研究センター(IMC)東北インフラ・マネジメント・プラットフォーム(TIMP)を活用して、技術の地域展開をサポート地方自治体のニーズ調査、シーズとのマッチング記録・データ点検診断設計工事■橋梁の3Dモデル構築と点群計測処理による変状寸法の算出技術■トンネル覆工の3Dモデル構築と点群差分解析による変形の算出技術■3Dモデルデータの活用■3DデータのVR活用有限会社吉川土木コンサルタント福井コンピュータ株式会社49