タイトル:統合報告書2023
- ページ
- 22/64
統合報告書2023 の22ページ目の概要です。
各ボタンで、目的のページを開いてください。
統合報告書2023 の22ページ目の概要です。
各ボタンで、目的のページを開いてください。
統合報告書2023 福井コンピュータグループ INNOVATION for ALL 建設業の思いを創る
統合報告書2023価値創造への成長戦略(経営管理本部長メッセージ)第2期中期経営計画「VISION2024」では「建設業のなくてはならない存在」になることを目指し、建設業務の調査フェーズ、設計フェーズ、施工フェーズにおいて高いシェアを維持しながら、建設業界での急速なIT化・DX化の進展に対応するため、これら以外のフェーズにもソリューション提供を行います。そして、さらなる事業領域の拡大を目指すとともに既存技術に留まらない最新テクノロジーでの展開も見据え、建設業に従事する皆様が求める製品の開発に尽力いたします。イノベーションへの道は“人”への投資から企業の存続発展のためには常に経営環境・社会環境を認知し、新しいことへチャレンジすることで起こる様々な革新、いわゆる“イノベーション”が重要です。イノベーションを生み出すためには、持続可能性を重視したビジネスを行わなければいけないという考えから、当社では「人的資本への投資」に特に力を入れてまいります。新卒向けの採用活動において、近年福井から東京等都市部の大学に通っていた学生がコロナ禍における新しい生活様式により、都市部で働くメリットを見いだせず、地元に帰って働きたいというケースが増えているという背景から、以前は大都市に本社を構える企業に流れてしまっていた優秀な学生たちが当社に興味を持ち、応募していただけるようになりました。しかし、学生と当社の間で求めるもののミスマッチが起こってはいけません。当社の求めるスキルを明確にすること、そして待遇面でもアドバンテージを感じていただけるよう、可能な限り人事制度を整備していくことで採用活動の強化を行っています。もう一つ重要視して取組んでいるものが当社社員の「スキルの入れ替え」です。当社ではAIやクラウドコンピューティング、データサイエンス、情報セキュリティ等専門性の高いITスキルを持った人材が不足しているという状況から、中期経営計画期間中に従来から採用してきたソフトウェアエンジニアの枠を超え、新たに100名程度の開発者を採用することでスキルの入れ替えを図ります。また、既存社員に対してはスキルに磨きをかけるため、興味のある分野や業務上必要な外部研修を自由に受けることができるよう体制を整えています。さらに、これらを組織としてブーストさせるため、2023年度より人材開発を目的とした部署「人材開発室」を新設し、新卒者に対して行う開発職に必要な技術を学ぶ研修をはじめ、既存社員に対して行うアドバンスト研修、スタートアップ事業の創造に向けた研修等を実施予定です。イノベーションを起こす社内風土の醸成2022年9月に自由闊達な社内風土の醸成とモチベーション向上を目的とした「イノベーションコンテスト」を実施しました。具体的にはメタバース技術と当社の主要な事業領域である建21