タイトル:統合報告書2023
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統合報告書2023 福井コンピュータグループ INNOVATION for ALL 建設業の思いを創る
DATAOVERVIEWSTRATEGYGOVERNANCEユーザー目線で、お客様の立場にたちきり、“新たな商品を開発し、サービスを伝え、建設業に貢献していく”この思いと決意を込め、今回中期経営計画の新たなスローガンとして掲げました。イノベーションとは、革新的なシステムやサービスによる新規軸で、生産性向上やコスト削減をもたらします。しかし、どんなに優れたシステムであっても、どんなに素晴らしいサービスであっても、特定の人しか使えない、特定のデバイスやブラウザでしか動かないものでは意味がなく、幅広く普及することもないでしょう。「建設業の思い」とは、決してIT技術を使いこなすことではありません。安全で効率良く住宅やビルを建てたり、道路や橋梁等の社会資本を整備したりすること、建設工事の完成を最後までしっかり請け負うことだと考えています。福井コンピュータグループは、ICTの技術を活用して創造と革新を積み重ねることでより豊かな未来の実現に貢献してまいります。第二創業期の新たなチャレンジ福井コンピュータグループは、2019年の創業40周年を期に、以後を第二創業期とする新たなチャレンジ方針を掲げ、中期経営計画をスタートさせました。しかし、2020年からの新型コロナ感染症の世界的拡大は、長期に渡る不安定な経済情勢を招き、当社も迅速な対応を求められることとなりました。在宅勤務支援のためのライセンス提供やオンライン納品・情報発信セミナー等、建設業界の予期せぬ非対面業務への対応を後押しすべく、社員一同努力してまいりました。2022年、コロナ禍が収束に向かうタイミングで私は社長に就任し、再度第二創業期のチャレンジを事業基盤・新成長・会社の繁栄に分けて掲げました。「量的拡大」「新たなスタートアップの創出」「永続的な企業基盤」の三つです。市場優位に立っている既存事業は、小幅ながらも量的拡大をしていき、さらなる寡占化を目指します。そのために、技術力はもちろん、VOC(Voice of Customer)活動によ14